解析について
シークエンス波形解析について
波形解析等を行う場合には、有償、無償の様々なソフトウェアーの入手が可能ですので、各研究室で対応して頂くことをお願いいたします。参考までに、下記に入手先のURLを記載しておきます。
汎用ソフト
- Sequencher(日立ソフトウェアー)
http://www.hitachi-solutions.co.jp/sequencher/ - ATGC(株式会社 ゼネティックス)
http://www.genetyx.co.jp/product/pro_list.html
フリー(アカデミック使用)ソフト
- Phred-Phrap Consed
http://www.phrap.org/phredphrapconsed.html - Bio Edit
http://www.mbio.ncsu.edu/BioEdit/bioedit.html - FinchTV
https://digitalworldbiology.com/FinchTV/ - Sequence Scanner
http://resource.lifetechnologies.com/pages/WE28396/ - Edit View
http://www.appliedbiosystems.com/support/software/
Windowsユーザーなら、一押しはSequence Scannerです。 ABIから提供されている純正ソフト(フリーソフト!)です。さすがに純正サポートだけあって、機能解析面では非常に優れています。Bio Editは、波形解析後の配列処理や分子系統樹作成までがオールインワンに盛り込まれている、多機能なソフトです。FinchTVも簡単ですが、波形を見ながら、シークエンス情報を確認する事はできます。
Linux (MacOSX)ユーザーなら、導入が少々面倒ですが、Phred-Phrap Consedをお勧めします。波形解析のみならず、自動的なアセンブリー機能も備えた、非常に高性能なソフトウェアーです。大量のシークエンス解析を日常的に行っている人は、導入する価値があります。
Macユーザーは、FinchTVが簡単ですが、シークエンスの比較修正などができません。ただ、波形を見て配列データを修正するだけであれば、機能面でも非常にシンプルです。Edit Viewは、昔からMacユーザーには愛用されているソフトのようですが、WindowsからのデータをそのままMacに持っていっても、読むことができません。その時は、MacにConversion Program(ABIで手に入ります:
http://www.appliedbiosystems.com/support/software/3100/conversion.cfm) をインストールして、Sample File Win to Mac (中身は、Applescript)を使って、Macで読めるようにしてからEdit Viewに読み込んでください(OS9)。
今後、遺伝子実験施設シークエンス説明会のおりに、簡単な波形解析の仕方等も説明していきたいと考えております。